【展示会での接客】アポイント獲得のコツ

展示会でのアポイント獲得のコツ についてお話をしていきます。

展示会とは

展示会とは

企業や団体が商品・サービスを紹介し

来場者に対してPR・商談・情報収集などを行うビジネスイベントのこと。

ビックサイトや幕張メッセなどの大型施設から

中小規模の施設など、目的や集客人数によって会場や内容は多種多様です。

当日は数十から、100社近い企業が出店をしておりました。

正式な来場者数はわかりませんが

ピークの時間にはひっきりなしに接客をしている状況です。

各ブースの役割分担はおおまかに下記のように決められています。

・出店者:そのブースの責任者

[役割]事前準備、当日の説明内容策定、人員配置、現場判断など

・声掛け担当:顧客への声掛けスタッフ

[役割]チラシやノベルティなどを持ち、声掛けをしてブース内に誘導する

・接客担当:ブース内での商品説明スタッフ

[役割]商品説明をしたのち、関心の高い顧客にアポイント調整などを行う

今回は「マーケティング」がテーマとなっていたので

各企業の

・マーケティング

・経営企画

・営業企画

・営業支援

・営業

・販促/広告

など様々な担当者が来場されます。

接客までの流れ

接客のまでの流れです。

まず声掛け担当がブース前を通る方に声掛けをする

ブース前に多くの方がいらっしゃるので、チラシを見せながら

声掛けをして、ブース内に誘導をしていきます。

断られることの方が多いのが声掛けですが

興味ある方にいらっしゃると、下記のような会話になります。

🧑‍💼声掛け担当:

〇〇というサービスをしてます!少しだけお話を聞いていきませんか?

🙋‍♂️来場者

(「少し興味あるかも」と足を止め)どのようなサービスなんですか?

🧑‍💼声掛け担当:

〇〇という内容のサービスです!

よかったらブース内で少しだけお話を聞いていきませんか?

🙋‍♂️来場者:

次の予定があるので、概要だけでも簡単にお聞きできますか?

🧑‍💼声掛け担当:

もちろんです。ぜひ5分だけでも聞いてみてください!

一例ですが、このような流れで接客担当に引き継がれます。

接客担当がヒアリングして、商品説明をする

接客担当は、当日のアポイント数がKPIとして課されています。

パソコンで資料やデモ画面をお見せしながら

下記の流れで接客していきます。

【接客の流れ】

①挨拶・名刺交換

②ヒアリング(展示会にきた目的・担当部署の役割・営業面での課題など)

(営業支援ツールの商材のため)

③商品の概要説明

④顧客の理解度や不明点の確認

⑤クロージング(アポイントの打診)

⑤までを約10分ほどで行います。

接客の結果や商談内容を専用のアプリに記録をして

接客が終了となります。

接客時のコツ

顧客のニーズや求めていることを聞き出して

それに合った説明をし、いかに次のアポイントに繋げるかを意識しています。

下記、3点を意識をしたことで

接客数にするアポイント獲得率が

1日目から3日目で「11.8%→17.3%→19.4%」

に伸ばすことができました。

説明だけにならないようヒアリングする

一方的な商品説明だけですと、顧客は退屈してしまい

ニーズに合った説明ができないです。

短い時間で難しいときもありますが

必ず「どんな情報を求めているのか」を知るために

②で顧客のニーズを知るための質問を投げかけます。

・どんな情報が欲しくて、展示会に来たのか?

・担当部署の役割はなにか?

・担当部署と営業との関わり方はなにか?

・役に立つ情報はすでに入手できているのか?

・どんなフレーズに興味を持って来てくれたのか?

など、顧客の雰囲気や表情、その状況で

適切な質問をするよう心掛けています。

顧客が求めている情報をお伝えする

そのヒアリング内容をもとに、説明を始めます。

求めていることが

お話できる場合には、「そのサポートできます」とお伝え

お話できない場合には、「このようは使用方法もできます」と代替案をお伝えし

結論から説明をしていきます。

展示会での接客時間は10分ほどです。

その中で、できる限り顧客の求めていることをお伝えし

難しい場合でも役に立つ情報をお伝えすること。

満足していただくことで

アポイントの打診に繋げること

アポイントまで難しくても資料送付まで繋げるよう、接客をしてます。

ここで「もう少し詳しく話を聞いてみたいな」と思わせることができたら

次のクロージングでアポイント獲得の可能性が上がります。

クロージングのトークを工夫する

不明点や質問にお応えし終わったら

必ず次のオンライン面談の打診を行います。

打診をするのに最初は勇気がいりますが

ここは必ず打診をしてクロージングをします。

ポイント「次回打ち合わせすることを前提で打診をすること」

※トーク例

◯「来週と再来週どちらがご都合よろしいですか?」と説明の流れで自然と打診する

✕「次回オンラインでのお時間いただけますでしょうか?」だと「忙しい」「今はまだ」という断り文句に繋がってしまう

これだけでアポ獲得率が変わります。

また「今お時間限られていると思うので」

「色々今日は(展示会で)回られたいと思うので」

という相手目線での言葉も添えて、アポを打診するのも反応がよいのでおすすめです。

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