営業が最初から上手い人はいない〜才能ではない後天的なスキル〜

僕自身、今は営業を本業としてますが

新卒で入った12年前は、ミスばかりする社員でした。

そんな僕でも営業という仕事を好きになることができました。

だから、営業が怖い、苦手、自信がないというのも

経験をしていないことへの思い込みかもしれません。

結論、営業は数をこなせば、誰でもできるようになる後天的なスキル、だと思ってます。

きっとあなたもチャレンジしたら、成果を出せるはず^^

では始めます!

営業1年目はミスばかり

🌀お客さんから依頼もらってきたけど、今日は忙しいから明日に回そう

こうやって、常に仕事を後回しにしていたことが

当時を振り返ると、一番に思い出されます。

「後回しにしても明日忙しくなるだけだよ」と

今となっては当時の自分に言ってやりたいです。

新卒で入った会社で香川県の高松市に配属されました。

そこは10人くらいの小さな営業所でした。

他の同期は、東京や大阪、名古屋に配属されているのに

「なんで地方?」と人事に不満を持っていた僕は

仕事をがむしゃらにやろうと思っていませんでした。

勤務時間内で営業活動をして

程々に仕事をこなす日々を過ごしていました。

ある日、訪問先のお客さんから「この仕事、〇〇日までにお願い」と依頼をされました。

それはプレゼン資料を作成する仕事でした。

これは、自分でやる仕事ではなく

社内の担当者にお願いしなければならない仕事です。

帰社後も仕事に追われ、「ちょっと仕事のお願いしづらいな」と遠慮した僕は

この依頼を明日に回します。

次の日も仕事に追われ、日に日に依頼がしづらくなる始末。

ようやく依頼をした日には

お客さんからの納期を守れる日は過ぎており

納期の延長を依頼する結果となりました。

また、初めて経験した同じ顧客の勉強会では、総勢30名が集まる大規模なものでした。

緊張から自分で何を言っているのか頭の中が真っ白になり、しどろもどろの説明に。

質問に対しても、まともに回答することができません。

同行していただいた先輩にフォローをもらい、その場は事なきを得ました。

しかし、数カ月後顧客から正式に担当変更の打診を先輩経由でもらったあげく

売上は右肩下がりで下がっていきました。

また、緊張してなかなか訪問をする勇気が

持てなかったのも覚えています。

訪問前はいつも心のなかで

🌀うわ、緊張するし行きたくないな

🌀話す内容まとまってないし、なに話したらいいかわからないな

と弱気な自分がいつも現れます。

そんな心の声を聞き取った先輩が

「行っても命取られるわけじゃないんだから、行ってきなさい」と。

🌀「そりゃそうだろ」と心の中でツッコミを入れながら

汗をかきながら、初回の訪問を終えたのを今でもよく覚えてます。

営業が楽しくなってきたのは3年目から

高松で2年目の途中まで過ごした私が

大阪への転勤を命じられたのが2年目の10月です。

2年目の途中から転職までの約6年間、大阪で過ごします。

当時の上司から言われた言葉でよく覚えているのが

👊「遅い、すぐやれ」

👊「一事が万事」という言葉。

仕事はストイックで厳しいながら

よく飲みに誘ってくれる愛のある上司を尊敬し

がむしゃらに働くようになります。

転勤後の数年間は36協定違反の常習犯(笑)となり

終電帰りはさすがにないものの、職場で最後まで働くのは珍しくありませんでした。

そうなると

👊「残業せず、早く帰れ」というプレッシャーがあり

🌀「大阪から奈良・和歌山(遠方)担当しているのに、無茶じゃね?」

と心の中でボヤきながらも仕事を後回しにせず

すぐやる癖がつくようになりました。

また「社外の勉強会の練習を毎月1回ロープレをし合う」というのが

あったのもこの大阪時代です。

持ち時間は、1人5分。

テーマは、新商品の説明など様々です。

当時10名ほどの営業メンバーが、全員の前でプレゼンをし

誰が一番うまかったかを投票しあい、順位を競います。

年間での1〜3位の順位を決めるというのがありました。

ここで、毎月社内でロープレをすることと

毎週のようにお客さんの前でも勉強会があるという

場数を含むことで人前で話すことがどんどん平気になっていきます。

当時はこのロープレがとても嫌だったのは言うまでもありません笑

仕事はストイックだけど愛のある上司のもとで鍛えられた僕は

最初苦手だった訪問も数を重ねるごとに抵抗がなくなるようになりました。

訪問に関して指導されたことは

👊「帰ろうかな?と思った時のもう1件の訪問。それで差がつく」という言葉。

これを肝に命じ、疲れて帰ろうかな?と思ったときにも

もう1件訪問をして、徐々に成果を出せるようになりました。

そして数年後、関西支店で個人賞をいただくことができました。

決して営業が支店内で100人もいるような大きな会社ではありませんが

成果として評価されたことにとても喜びを感じました。

営業は才能ではない後天的なスキル

今日一番お伝えしたいことです。

決して成果を自慢したいわけではなく

営業でミスばかりだった僕が、人並みに

人前で話すことができるのも

営業(主にアウトバウンド)ができるようになりました。

だから確信をしているのが

「営業は才能ではない後天的なスキル」だということです。

最初から営業が上手いひとはいません。

最初は誰しも怖いですし、ミスもします。

人前で話すのは緊張しますし、最初はうまく説明もできません。

でもちょっとした勇気を出して、踏み出して

場数をこなせば、僕のように人並みにできるようになります。

才能があったわけではありませんが

小さな会社で表彰をしてもらえるようにはなりました。

どの仕事にもあるように、もちろん適性はあります。

成果を出しやすい人の特徴はありますが

営業にも色々な手法がありますので、自分に合った営業手法を選択すればよいです。

僕も1〜3年目は苦労が多かったですが

成果を出せるようになるとどんどん楽しくなっていきました。

フリーランスとして、自分のサービスや営業手法を選べる皆さんは

心からおすすめできるサービスを、自分に合った手法で

営業できるのが何よりの強みです。

なので、営業に苦手意識があるからといって

避けていてはもったいないです。

もちろん嫌な気持ちになることは営業をしていて避けることはできません。

でも、それを乗り越えた先にやりがいや達成感があるのも

営業の楽しさです。

だから、僕もその楽しさをこのブログを通して

皆さんにお伝えができたらと思っております。

ぜひ場数を踏んでいきながら、営業のスキルを高めて行きましょうね💪

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